技術継承ということ

技術継承ってなんだろうと思う。

たとえば、プログラミングの師匠に付き添ってうまいテクニックを学ぶことだろうか。でも、それって単に能力の強化であるにすぎないと思う。個人でも強化できる部分だし、はたして師匠の様に使いこなせるだろうか?そこはやはり個人の能力だ。

そもそも、継承というからには物として転嫁できなければダメだろう。技術というのは言わば製品や商品にちかいものであるべきだ。それ単体で価値があるべきだ。たとえば、特許。誰しもが参照でき、それを使うことができる。ただし、価値があればライセンス契約が必要だろう。これは技術を具現化した最たる物だろう。

コンデンサの世界シェアNo1である、村田製作所。WBSだったか、インタービューに応じている社長の言っていたことが印象に残っている。村田製作所の特許戦略は出願しないことだそうだ。この戦略は特許庁の平成17年度 産業財産権制度活用優良企業等表彰を受賞している。ここには知を会社に蓄積しつづける、技術の継承ともいえるプロセスがある

それではプログラマの技術継承ってなんだろうか。まだまだ未熟でしる由もないのだが。。今は、担当してるプログラムの仕様を説明資料におとすことから始めている。

これにも価値があるとよいのだけれど。。。

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