仕事納め

早いもので2007年も残り僅か

今年も年末年始のお休みに突入しました。だけれど、まぁ、いつもの如く休みも有って無いようなものです。持ち分が捗っていないので、長期の休みは邪魔の入らない絶好の環境でもあります。

さてさて、年末の反省は大事です。

今年も外乱が多かったです。大きな仕事を控えていながら、リリース製品の不具合に泣かされる事が多かったです。なかなか着手できないことでいろんな方に迷惑をかけました。

そんな中でも得るものは有りました。

今日もそれを実感することになりました。当たり前の事かもしれませんが、試験でつまずき無しということです。何回経験しても嬉しい。

今回は設計前のシナリオに時間をかけました。制御する動作のパターンを洗いだし、図形を使って紙面に落としました。実際にプリントアウトしたシナリオを眺め、マーカーを片手に共通化が可能な部分に色を付けました。ほとんど文字が無くて、色の付いた図形が散らばっている様は、傍目には色塗り?お絵描き?に見えたかもしれません。

でも、今までなんでやらなかったのだろう。シナリオによって仕様が網羅されている安心感。そして、色つけによって、頭の中には共通化されたプログラムがなんとなく浮かび上がります。そこからプログラムに落とすには実際もう一段具体的な資料が必要なのですけれど、結果、試験にかける時間がぐっと少なくて済みました。

今年の教訓

良い設計は良い製品を生むのではでなく、良い製品には良い設計がある。良い設計は良く考えられたシナリオが生み出す。ジェネリック設計を主眼に置かず、まずは具体的なパターンから。急がば回れ。

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