「グーグル革命の衝撃 – HNKスペシャル」見ました。正直、検索技術の与える影響の凄さを改めて認識しました。
私も日々グーグルを使っています。ただ、知りたい事を入力して、ポチッと検査ボタンを押すだけ。知りたい情報はそこから得られる事が多い。
The InternetにWorld Wide Webが席巻して、世界中の情報流通はhttpというプロトコルにまとまりつつあります。さらに、点在していたWorld Wide Web上の情報は検索技術によって一つのテキストボックスで統合的に扱えるように感じるまでになった昨今。そんな検索技術市場で台頭しているGoogleがなにをしてるのか。単純にサイトの検索順位だけとってみても、もはや一企業の利潤追求だけで片付けられる活動種の範囲は超えているのではないか?そんな警鐘が含まれていると感じました。
不意に思い出したのがトムクルーズ主演のマイノリティ・リポート。この映画の中で、網膜をあらゆるところで読み取られて「その人に合った広告」を街角のショウウィンドウに映し出すという荒技(?)のシーンがあります。一見便利そうですが、個人情報と位置情報がリンクされたとても危険な匂いが漂う管理社会です。これが、映画の中では殺人事件の起きない、安全な社会として描かれているわけです。
世界中のあらゆる情報がグーグルに集まり、いまや個人情報として統制されようとしている。番組に登場したグーグルを利用することで収入を得ている青年が、記憶に残っていないことまで検索できるなんて言っていましたが、そんな依存してもいいの?と思ってしまう。便利だと割り切ってしまえば、ほんとうに便利なのは分かっていますが。。
もう古い人間になってきてしまっているのでしょうか