マイクロソフト、スパコン用OS「Windows Server HPC Edition」開発に着手
C Net Japan 2004年5月25日の記事。安価なコンピュータを高速なネットワークで複数台接続して処理能力を高めるタイプのスパコン。Linux では既にいくつかの HPC を実現するソフトウェアが存在している。日本で開発されたHPCソフトにSCoreがあり、かなりの成果も納めている。記事には「Linuxの牙城」とあるが Microsoft の狙っている HPC を投入する市場はべつであるとおもう。確かに HPC を安価に構築できる面で Linux はベストだと思うが、現在 HPC の恩恵を受ける業務アプリケーションが Linux 上にほとんど無いと言ってよいとおもう。おそらく、Microsoft が大きな投資をしてまでも HPC を構築できるようにするのは、業務に利用できる汎用的なミドルウェア、特にDBMSがHPC上で動作することで飛躍的に業務アプリケーションの処理が向上することが期待できるからだと睨んでいる。
一言に複数コンピュータを繋げるとはいっても、異なるCPU を接続したり、メモリ内様を高速に転送するドライバ的レイヤが必要だったり、はたまた、複数ノードにわたって記憶できるように専用の開発ツールが必要だったりしてとっても大変なことの様である。LinuxJapan 2002年3月号
Windows Server HPC Edition
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