ローカルルール

組織には境界があるから並列でうごけます。そして、境界があるから接点が必用になります。接点はグローバルルールとして取り決められていることが多いでしょう。そして、手順にしたがえばうまく機能するはずです。

これは言い得ているようですが、実際にはこのとおりにはなりません。刻々と移り変わる状況に境界は自然とずれて行きます。接点もずれなければ行けませんがグローバルルールはそうそう変わるものではありません。したがて接点を起点としていびつな境界が生まれます。

次にこれを修正するため境界を挟んだどちらかがグローバルルールに合わせるためのローカルルールを作ります。この時点でローカルルールに使用される情報はローカル化されているので組織全体としては活用できません。

ローカルルールをもつ側は、今となってはローカルルールが効率が良いことに気が付いています。また、グローバルルールからローカルルールに変換するためにルーチン化されたムダな動きがあることも理解しています。ただ、量に追われグローバルルールを変更するところまでは手がまわりません。

ついに新しいグローバルルールの発表がありました。。ローカルルールで使用していた情報も共有化されるようになりました。しかし、それを使いやすくするためには新しいローカルルールが必用です。

結局、ローカルルールは必用なのでしょうか。

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