Mandrakeclub Forumの記事によると、P5AD2-P premium に載っているチップは、Marvell の The Liretas(TM) 88W8310というものらしい。現在。ASUSのサイトではこのチップのドライバを提供していない。
Marvell には別にW8300というチップがあり、PCIのIDも1fa6となっている。かなり近いチップであると推測。1fa6 の情報をさがすとNdisWarapperというNDIS対応のwireless netowork cards を使えるようにする kernel module(Windows向けDriverをLinux Kernelから使えるようにするというもの)があることがわかった。
動作確認リストによると、1fa6をつかったカードも動作するようだ。
さっそくためしてみる。
まずはインストール。Makefileにrpmターゲットがあったのでそれを利用する。
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[root@localhost src]# tar zxvf ndiswrapper-0.12.tar.gz [root@localhost src]# cd ndiswrapper-0.12 [root@localhost ndiswrapper-0.12]# make rpm : 書き込み中: /usr/src/redhat/SRPMS/ndiswrapper-0.12-1.src.rpm 書き込み中: /usr/src/redhat/RPMS/i386/ndiswrapper-0.12-1.i386.rpm 書き込み中: /usr/src/redhat/RPMS/i386/ndiswrapper-kernel-2.6.9-1.667smp-0.12-1.i386.rpm 書き込み中: /usr/src/redhat/RPMS/i386/ndiswrapper-debuginfo-0.12-1.i386.rpm : |
できたファイルをrpmコマンドでインストールする。
そのあと、WindowsXP用のドライバをコピーする。ドライバはマザーボードのサポートCDにあるものをつかう。配置は任意らしい。
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[root@localhost /]# mkdir /lib/wifi [root@localhost /]# cd /lib/wifi [root@localhost wifi]# cp /media/cdrecorder/Drivers/WIFI/Driver/WinXP/* ./ [root@localhost wifi]# ls MRV8KA51.sys mrv8ka51.inf mrv8knet.cat |
その後、Installationドキュメントの 2.から作業した。